カラダシルプロジェクト第3回:ホルモン、その不思議の正体

  • 更年期の不調、その原因を知るカギは「男性ホルモン」

こんにちは。カラダシルプロジェクトのお便りを開いていただきありがとうございます。

前回のお便りでは、「女性の生理前のイライラ」がホルモンバランスの変化に大きく影響を受けていることや、男性にも更年期があり、その不調に多くの方は上手に対処ができていないことをお伝えしました。

今回は、「更年期」に私たちの身体や心に起きる変化とそのメカニズムをお伝えします。

私たちの体の中には100種類以上のホルモンがある、とも言われています。

ホルモンは、私たちの体の健康維持のためにいろいろな機能を調節する働きがあります*1。

ホルモンの量がおかしくなったり、ホルモンの働きが異常になることで起きる病気を、内分泌疾患と言いますが、難しい病気の名前を覚える必要はありません。ホルモンの量は多すぎても、少なすぎてもいけない、ちょうどいい量が大切。そしてこのちょうどいい量は、狭い範囲で調節されている、ということを覚えておいてくださいね*1。

 

  • 更年期、身体と心にはいったいどんな変化が起きてるの?

女性特有と思われがちな更年期ですが、男性にも更年期の症状は、男性にもあります。

このお便りを読んでいる方の中にも、この不調って更年期?と思っている方もいるかもしれません。

ホルモンにはちょうど良い量がある、ということをお伝えしましたが、更年期の不調は、「テストステロン」という男性ホルモンが加齢とともに減ることによって起こります*2。

それによって生活に支障が起これば「更年期障害」だし、支障が特になければただの更年期、というわけです。

不調の原因がわかれば、対処もできそうですよね。

男性ホルモンは年齢とともにゆるやかに減り続けるので、女性に比べて始まる時期や期間は個人差があるのが特徴です。また、女性が閉経前後の約5年(約10年間)に更年期の不調を抱える方が多いのに比べ、終わりがないのが男性更年期なのです*3。

「そんな!」という声が聞こえてきそうですが心配しないで。

更年期の不調は、男女とも「ホルモン」が影響していますが、ホルモン量は正しく測ったり、足りなければ補ったりすることができます。日常生活でできることも次回以降、お伝えしていきますね。

症状に合わせて受診することが大事。

男性の場合は泌尿器科やメンズヘルス外来などに相談する良いでしょう。

 

  • あなたのお悩み、もやもや、教えてください

お便りを読んでいただき、ありがとうございました。

私たちのチームには医師も参加しています。ぜひお悩みを聞かせてくださいね。

アンケートに回答していただいたり、たくさんお便りを読んでくれた方には、スペシャルなご案内をお届けすることがありますので、お楽しみに。

 

第4回は「今日からできる、もやもや不調を吹き飛ばす5箇条」をお届けします。

 

このお便りは、アンケートで、お届けする情報について「年齢を重ねて出る症状(更年期)について」「健康的なキレイ(女性の痩せ)について」「(男性向け)働く女性の健康について」のうち、「(男性向け)働く女性の健康について」を選択いただいた方、またはアンケートに回答がなかった方には事務局がご登録いただいた年齢・性別に合わせてお送りしています

*1 一般社団法人 日本内分泌学会 「ホルモンとは?」http://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=3

*2 厚生労働省 「eヘルスネット」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-081.html

*3  一般社団法人 日本内分泌学会 http://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=71

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